小池百合子と政界のドンとの因縁
小池百合子氏が東京都知事に選出された。
ある程度予想された選挙戦だったが、これほどの圧勝に終わるとは思わなかった。
改めて政党の劣化を知らしめる結果だった。
さて、女性の首長は日本全国に何名いるのだろう。
北海道知事 高橋はるみ
山形県知事 吉村美栄子
仙台市長 奥山恵美子
高萩市長 小田木真代
安中市長 茂木英子
三鷹市長 清原慶子
横浜市長 林 文子
魚沼市長 大平悦子
諏訪市長 金子ゆかり
島田市長 染谷絹代
伊豆の国市長 小野登志子
鈴鹿市長 末松則子
大津市長 越 直美
尼崎市長 稲村和美
宝塚市長 中川智子
倉敷市長 伊東香織
宇部市長 久保田后子
那覇市長 城間幹子
足立区長 近藤弥生
野木町長 真瀬宏子
長瀞町長 大澤タキ江
二宮町長 村田邦子
播磨町長 清水ひろ子
苅田町長 吉廣啓子
24名これに明日、小池百合子氏が加わることになる。
平成26年4月のデータでは、全国の市区町村が1,741これに47都道府県を加えて、1,788首長のうち女性は25となんと1.4%の割合である。
女性の社会進出とか、女性が活躍できる社会とか言ってるが、ずいぶんとお寒い結果である。
小池さんには是非「女性首長の会」でも作ってもらって、全国の自治体で権力を振るっている「ドン」の存在をあぶり出してほしいものだ。
話は変わるが選挙期間中に小池氏が言っていた『前回、石原慎太郎さんから「あんた、都知事選に出ないか」と言われ、ある意味で本気になっちゃった人なんですよ。』 との話だが、石原慎太郎に乗せられて選挙に出ることになったのは、実は彼女の父君もそうだったようだ。
1969年、石原氏の新党結成の為の組織であった「日本の新しい世代の会」の推薦を受けて、実父が旧兵庫2区から衆院選に立候補したという。
ある意味、石原慎太郎も政界のドンだったのかも知れない。