ジカウイルスが小頭症の原因になっている証拠が見つかった
米ジョンズ・ホプキンス大などの研究チームが、ブラジルで感染者がみつかっているジカ熱の原因となる「ジカウイルス」と「小頭症」の因果関係を示唆するような研究結果を発表した。
ジカウィルスは神経細胞の元になる神経前駆細胞を攻撃し破壊するという。ジカウイルスに感染した神経前駆細胞は増加しにくくなったり死滅したりするという。
神経細胞の元になる細胞が増加しないのだから、当然のごとく脳の発達は見込めない。
やはり、ブラジルで起きている小頭症の赤ちゃんの増加はジカウイルスが原因だっだのか。
ところがネットには『小頭症の赤ちゃんの増加はあるワクチンの副作用である』との説が出回っている。
真偽のほどは分からないが、原因が明確にならない限り様々な流言まがいの説は増えてくるものだ。
更に昨日は『ジカウイルス感染者がギラン・バレー症候群を発症する率が高まっている』との発表が、フランスのパスツール研究所などのグループからされたとのニュースが出た。
ギラン・バレー症候群は運動神経が障害を受ける病である。
有名人にもこの病に罹患した人物がいる。
筆頭は「孤独死」として取り上げられた大原麗子がいる。
他には安岡力也とか釈由美子もそうである。
この3人は、もしかしたらジカウイルスに感染していたのだろうか。
蚊は人類にとって最大の敵と言われている。
マラリア、フィラリア、デング熱、脳炎、黄熱病などの病原体を媒介するのが蚊だ。
一年間に75万人もの人間が蚊に殺されているという。
蚊を侮ってはならない。
今後も未知の病が蚊を媒介して流行することもあり得る。
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タグ:ジカウイルス, 小頭症, ギラン・バレー症候群