温暖化によってお米がまずくなってしまう話

今年は世界的に暑い夏になると言っていたが、予想はその通りとなりそうだ。
暑さは人間ばかりでなく、日本人の主食であるにとっても歓迎しないことだ。「イネの高温障害」が数年前から問題視されている。

米はご存知のように“イネ”を栽培することによって収穫できる。
イネを含めて植物には成長に適した気温というものがある。

イネは日中で35℃、夜間で30℃を超えると高温障害が発生する。
具体的には

  • 枯れる
  • 生育が止まる
  • 根が弱る

このような現象が生じ秋に収穫する米は、粒が小さくなったり細長くなったりし、炊いても水分が均一にならずまずい米になってしまうという。

全国的に高温障害は問題となっており、寒冷地とされる北海道でさえ高温に強い品種の改良が求められるようになるかもしれない。

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猛暑で品質が低下した米が白未熟粒

暑さのせいで品質が変わってしまった玄米を白未熟粒という。
白未熟粒には次のような種類がある。

  • 腹白粒
  • 心白粒
  • 背白粒
  • 乳白粒
  • 基部未熟粒

これらよりまだ程度の悪いものは“死米”と呼ぶ。

米は本来は半透明な粒である。
高温によって、米粒の中でデンプンを合成する酵素の活性が失われ、米粒の中に空洞ができる。
光は空洞の中で乱反射するので人間の目には白濁した状態に見えると言うわけだ。

デンプン分が少ないのでおいしくは無いし、空洞が多ければ水加減が多くなり、ベチャベチャしたお米に炊きあがってしまう。

温暖化が進むとまずい米を食べることになるかもしれない。
非常に切実な問題である。

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