遅きに失した奨学金制度の改正~給付型奨学金の創設

給付型奨学金創設を提言=教育格差克服で安倍首相に-自公
今頃ですか?
というのが素朴な感想だ!
奨学金の返済に窮している若者が多くなっている。返済が出来ないだけでなく、滞納がつづくと信用情報機関にも登録されてしまう。そうなれば、返済が出来るような状態になったとしても、5年間は住宅ローンや自動車ローンなどの金融サービスの恩恵には預かれなくなる。

スポンサードリンク

大学は出たけれど、就職できても非正規で待遇も劣悪だ。
『何が一億総活躍社会だ、奨学金返済できない!日本×××××!』

こんなブログ記事が今度は国会で取り上げられるのか?

正直言って「遅きに失した」と言わざるを得ない。

欧米諸国の奨学金制度は日本と比べると、かなり進んでいるように思える。

例えばアメリカの場合は、大学により異なっているが全体の姿を概観すると、生活費を含めた教育費総額のおよそ半分が政府及び大学の負担で賄われおり、残り半分が家計や将来のローン返済分となっている。

次にイギリスを見てみると、給付型奨学金と貸与型奨学金が併存している。給付型奨学金は1998年に貸与型に切替えられた経緯があるが、2005年に復活して現在に至っている。
ドイツにおいても給付型と貸与型があるが、50%ずつの割合となっている。

日本においては海外留学奨学金には給付型があるが、国内大学への進学についてはすべて貸与型になっているのが現状だ。

スポンサードリンク

教育こそ国家百年の計であると昔から言われていた。
明治維新において教育制度の確立が重要な国家政策と捉えたのも当然のことであるが、残念ながら奨学金制度が出来たのは終戦直前の1943年の秋のことである。
「日本育英会」として発足した日本の奨学金制度は、最初から貸与型であった。

以後、70年を経過してやっと給付型の奨学金が生まれようとしている。
あまりにも遅い!
日本女子大の創立に係わった広岡浅子もビックリポンだろう!

日本女子大学

スポンサードリンク

このページの先頭へ