大震災から5年を迎える福島 向山製作所の生キャラメルが好調だが・・・

福島県郡山市の北約20キロメートルに大玉村という人口9,000人弱の村がある。
この村に海外でも活躍する企業がある。向山製作所という電子部品製造会社だが、海外進出はスィーツだった。2014年に「新報道2001」で紹介されたが、東日本大震災丸5年になる先日、近況が紹介されていた。

メインの生キャラメルは相変わらず好調だが、スィーツ事業は「サロン・デュ・ショコラ」への4年連続出展を果たし、今後は福島県産の食材にこだわった商品の開発にも着手するという。

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相変わらず福島では風評被害がつづいている。
風評被害を払拭する為にも、福島県産の食品が安全であることを広く認知させることが必要であることは言うまでもないが、では、安全ではない食品というものがあるのだろうか。

どこまでが安全で、どこからが安全ではないのか、そのような評価軸を実は我々は持っていない。
漠然とした曖昧なイメージとして“放射能汚染”という言葉だけが一人歩きしているのではないだろうか。

先日、国会で問題となった環境大臣の『1ミリシーベルトは根拠が無い』発言だが、結果的には大臣が発言を撤回したため、あの言葉の裏にある真の意味を知ることは出来なくなった。

では、あの言葉の真の意味とはなんだったのだろう。
あくまでも仮説としてだが、管理人の考えを記載しておこうと思う。

1ミリシーベルトは、ICRPの勧告である『非常状況での避難参考レベルとして年間1~20ミリシーベルトを基準とする』が根拠であると言われる。
だがもともと1~20と、幅のある基準であった。
初めから1ミリシーベルトを目標とするなどの考え方はどこにもなかったのだ。

ところが、除染作業に対して国がどこまで支援するかの調整の過程で、時の大臣が5ミリシーベルト未満の地域の除染も国支援の対象としてしまった。この時から1ミリシーベルトという目標数値が一人歩きしてしまったのだ。
参照 ⇒ 福島のタブーに挑む・その1 除染のやり過ぎを改める

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丸川大臣の発言は『根拠が無い』の後につづく言葉があったのではないかと思う。それはこのような言葉だ。

『1ミリシーベルトという目標値が復興の壁になっているのであれば、ここら辺で見直す必要もあるのではないか』

残念ながら、この言葉が続かない為に、できるだけ早い復興という観点から、除染目標値を下げるなりの検討を行い、有効な復興政策の議論を起せる機会を失ってしまったのではないだろうか。

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