国民の祝日「山の日」が制定されるまでの長い年月を知っておこう

2016年8月11日木曜日、最初の「山の日」となる。
山の日とは国民の祝日だ。
そんなのあったっけ?と思う人もいるだろうが、今年の1月1日施行された法律によって決まった祝日である。
2008年9月7日の下野新聞に『「山の日」をつくろう』という文が掲載された。
寄稿した人は、作曲家であり日本山岳会会員の船村徹氏である。

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「海の日」があるのになぜ「山の日」が無いんだ。
という素朴な疑問を投げかけながら、海を豊かに守るには山を大切にしなければならないと氏は説いている。

こうして「山の日」という国民の休日を作ろうとするムーブメントが始まった・・・・・ということではなかった。

船村氏の一文から遡ること47年前、登山ブームが起きていた1961年7月のこと「夏の立山大集会」という催しが一週間渡ってあったそうだ。
富山市での閉会式にて東京代表が『わが国は列島に山脈が走る山の国であるのに“山の日”がない。山岳人の心を結集して“山の日”を制定しよう』と提唱し満場一致で決議されたという。
だが、その後この決議に基づき「山の日」制定に向けた具体的な動きはなかったようだ。

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時は下り2001年、この翌年は国連が決めた「国際山岳年」だった。
日本山岳協会・日本勤労者山岳連盟などが、国際山岳年日本委員会を組織し、2002年を『国内の山々を考える年』としてはどうかと活動を開始し、2003年7月まで様々な活動を行ったという。
しかし、この活動も国民の祝日「山の日」制定にまで至ることは無く、潰えてしまったようだ。

さらに時は下り2011年、関東知事会(東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡、長野の各都県知事により構成)にて「山の日」国を要望するとの決定が為され、初めて公的な活動が始まり、2013年に至り国会にて超党派の「山の日制定議員連盟」が設立されて2014年に祝日法が改正され「山の日」が決まった。

8月11日というなんの由来もない日付になったのは、議員連盟の会議にて決まったものだが、その日付に云々しても意味のないことだが、結果として国民の受けが悪い日付になったことは否めないようだ。

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