団体旅行と宗教には歴史的に密接な関係があった

団体ツアーや個人の独り旅、春になると旅行季節となる。
旅行や旅と云えば昔から「伊勢参り」や「お遍路さん」など、神社参りや霊場巡りなど、信仰とも大きなつながりがある。
世界で初めての近代的な旅行代理店は「トーマス・クック・グループ」というイギリスの企業である。

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設立者のトーマスクックはプロテスタント系バプティスト派の伝道師であったという。
1841年のこと、禁酒運動の大会に信徒を団体で送り込む際、料金を割安にするために団体旅行扱いというものを考え出したのが、団体旅行の最初と言われている。
この時の旅程は レスター~ラフバラー の凡そ20キロメートルであった。
現在の鉄道で35分の乗車時間である。

日本に目を向けてみると、日本で旅行代理店と言えば誰もが「JTB」と答える。前身は「日本交通公社」である。
交通公社が設立した経緯は『外国人観光客誘客促進』を目的とした国策であったという、一方、近畿日本ツーリストは設立当初から民間企業であり、近畿日本航空観光株式会社と日本ツーリスト株式会社が合併したものだ。

日本ツーリストは「修学旅行」を事業の柱としてスタートした企業だった。

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日本における修学旅行は、明治の中頃に東京高等師範学校で始まった『学術研究を含めた行軍旅行』であったというから、軍隊的な要素もあったものらしい。
現在の旅行とはだいぶん趣の違うものだっただろう。

中学校や小学校にまで修学旅行が普及するのは、昭和に入ってからである。

時代は「国家神道」が厳然とあった頃であるから、伊勢神宮や橿原神宮を訪れる神道教育が目的であったという。

団体旅行と信仰・宗教とは密接な関係があったと言わざるを得ないようだ。

さて、現代の修学旅行に宗教的な要素はあるのだろうか?
どうやらまったく異なった要素が最近は採り入れられているようだ。

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