姻族関係終了届というもうひとつの離婚の形

姻族関係終了届という行政上の手続きがある。
配偶者が亡くなった後に、配偶者の血族との関係を断ち切りたい時に手続きを行う。

手続そのものはすごく簡単で、本籍地または住所地の市区町村に書類を提出する。
必要書類は「姻族関係終了届」「戸籍謄本」「印鑑および本人確認書類」だ。

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亡くなった配偶者の血族の了解など必要なく、残された配偶者本人の意思で手続きできる。
遺産を相続した後に手続きできるし、再婚しない限り遺族年金も受給できる。

ただし、戸籍はそのままだから戸籍を別にしたいという場合には、別に「復氏届」が必要となる。

何を目的とした手続きかというと、亡くなった配偶者の三親等内の親族に対する扶養義務が残された配偶者にもあるからである。
扶養義務を負わないことにするには、この手続きをするのだが、最近は「夫のお墓や夫の親族が眠る墓には入りたくない」といった最近の複雑な事情が反映されているらしい。

その為にこの手続きを行うことを「死後離婚」と言ったりするそうだ。

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家族に対する考え方はいろいろ変化してきている。
それに付随してお墓や埋葬に対する考え方もどんどん変わってきた。
戸籍制度そのものも、世界でこのような制度を採用しているのは、日本と中国だけである。
*韓国は2008年に廃止している。

夫婦別姓も議論されている。
DVに起因した無戸籍の子供も多くなっているという。
やがて「戸」という概念にもとづく家族制度も変わっていくのかも知れない。

無戸籍解決に向け最高裁 家裁に対応要請

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