キャッツ札幌が3月21日千秋楽を迎える劇団四季の生い立ち

劇団四季が演ずる「キャッツ(CATS)」の札幌公演が今年3月21日千秋楽となる。
昨年8月に本年1月31日までの延長が決まり、再延長されていたものだが、7月には大阪四季劇場での公演が予定されており、どうやら3月で本当に札幌公演は終了するようだ。

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今や日本を代表的する劇団だがその歴史をふり返ってみたい。

劇団四季が生まれたのは昭和28年である。すでに60年以上になる。
設立当初は浅利慶太など10名で結成した学生演劇集団であった。

参加メンバー10名の中には舞台照明の巨匠 吉井澄雄がいる。
その時、吉井氏は20歳であった。石神井高校の先輩であった諏訪正氏が作った劇団「方舟」で俳優をしていたが、四季には照明家として参加している。
このことが照明家吉井氏のスタートになったといえるだろう。

だが、当時は舞台照明への認識はひどいものだったらしく、インタビューの中でこのように言っている。

それはひどい扱いでしたよ。上演に際して道具合わせはしても照明合わせはない。ただの電気屋ですよ。

引用 ⇒ 劇団四季創立60周年記念企画 創立メンバー・インタビュー1 照明家 吉井澄雄に聞く

設立メンバーには創立資金 千円の拠出を求められたそうだが、そんな余裕の無い吉井氏は参加断念を余儀なくされたが、メンバーの一人であった藤野節子氏が吉井氏の分も出してくれたそうだ。

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こうしてスタートした劇団四季が、日本を代表するミュージカル劇団に成長する礎を築いたのが、云うまでもない2014年まで代表を務めた浅利慶太氏であった。
浅利氏は四季時代、演出家というよりは実業家としての側面が強かったのだが、現在は本来の演出家としての仕事に没頭しているようだ。

2月24日より浜松町自由劇場で、浅利氏演出の『思い出を売る男』が公演される。
この作品は、劇団四季の設立に大きな影響を与え、設立目前に逝去した劇作家 加藤道夫の作品である。

劇団四季:『キャッツ』札幌公演プロモーションVTR

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