アルツハイマー型認知症治療薬の期待が高まるイソプロテレノール

高齢化が進むとともに社会的な問題にまでなり得る認知症。
認知症の夫を介護していた妻に、夫の鉄道事故による損害賠償命令が下された。
不幸な事故であると同時に、誰にでも起こり得ることでもある。

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認知症の中でもアルツハイマー型認知症は治療する薬が無く、現在処方される「アリセプト」は症状の進行を抑える効果しかなく、根本的に治療を行う薬の開発は以前から望まれていた。

12月16日、日本医療研究開発機構はアルツハイマー型認知症を治療する薬を発見したと発表した。

国立長寿医療研究センターと理化学研究所・同志社大学の共同研究によって明らかになったことだが、不整脈などの治療に使われる「D/L-イソプロテレノール」を投与したマウスの実験によって、認知症の原因物質と言われている「タウ蛋白質」が体内で凝集することを抑制する働きが判明したという。

タウ蛋白質の凝集を抑制すると、神経細胞の脱落が抑えられ認知症に見られる異常行動の改善が見られたという。
イソプロテレノールはすでにある薬剤であり、今後は治験などによって人間の認知症に効果があることが明らかになると、認知症治療薬として期待できる。

参照 ⇒ 認知症の治療薬開発に道拓く―長寿医療センターが理研、同志社大と共同で「神経細胞脱落」の抑制実験に成功―

金スマ 認知症SP 2015年11月27日

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