免疫療法が開発される可能性のあるCOPD

肺の生活習慣病といわれるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、長期的な喫煙習慣が主な原因と云われている。
治療法としては気管支拡張薬を吸入するのが一般的なのだが、将来、免疫療法が開発される可能性があるという。
2013年に理化学研究所の研究によって発見されてことだが、自然免疫細胞から作られるある種のタンパク質の有無によって、COPDによる症状に変化が見られたのだ。

スポンサードリンク

このタンパク質は「シグレット14」と名付けられているが、このタンパク質を持っている人は炎症が強くなる。
そこで、シグレット14に関係する免疫細胞の活性化を抑制することによる治療法の開発が考えられるのだ。
参照 ⇒ COPD増悪の新たな診断法や治療法の開発に道

COPDは重症化すると死亡することもあり、2006年のデータだが死因の10位にランクされている、けっしてあなどれない病気である。

COPDで亡くなった有名人というと植木等であると、日本禁煙学会では見解を発表しているが、肺気腫を患っていたことは事実のようだ。
植木等は日本一の無責任男として一世を風靡したタレントであったが、極めて責任感の強い俳優でもあったからこそ日本アカデミー賞助演男優賞に2回輝いているのだ。

話をCOPDに戻すと、同じ呼吸器系の病である喘息は死亡者数が年々減少しているのに反し、COPDによる死亡者数は増加している。2006年のデータでは喘息の6倍にもなっている。
この傾向は世界的にも同様となっており、今後の患者数の増加が懸念されている。

クローズアップ現代「忍び寄る病 ~“COPD”の脅威」

スポンサードリンク

このページの先頭へ