医療費が国を滅ぼす「医療費亡国論」が再び

日本の医療費がついに40兆円を超える見通しだという。
日本の場合、政府負担はおよそ80%なので、32兆円が国の財政負担となる。

平均寿命が世界一という我が国だから、高齢者が多い分医療費も多くなるのはうなずける。
では、一人あたりの国民医療費も世界一だろうと思ったら、意外にも2012年のデータでは世界で15位だった。
参照 ⇒ 医療保障制度に関する国際関係資料について

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一人あたりの国民医療費ナンバー1はアメリカであり、対GDP比の割合もアメリカがナンバー1である。そのアメリカの高齢化率は、日本の1位に対して26位と決して高くはない。

ということは、アメリカに比べると医療費はあまりかかっていない・・・・・こんなことが言えそうである。

では、年々増加する日本の医療費がやがて国を潰すと言われるのは何故か、それは政府負担率が80%もあるということである。

2012年のデータによると、医療費の公的負担率ランキングは世界25位、82.49%という状態である。
参照 ⇒ 医療費の公的負担比率 国際比較統計・推移(世銀)

今後、日本は人口が減少するが、医療費が多くなる高齢者の割合は増加していく。当然のごとく医療費は今後も増加し、国の財政状況に大きな影響を与え続ける。

30年ほど前に当時の厚生省保険局長であった吉村仁が発表した「医療費亡国論」が、形を変えて再び発表されることだろう。

国民の医療費総額、40兆円に迫る

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