ローマ街道には歩道が設置され構造は高速道路並みだった

ローマ街道は本格的な自動車道路として作られたものだが、本格的なという意味をもう少し具体的にすると、現在の高速道路と同程度の路盤厚さと表層の舗装面の厚さがとにかくすごいのだ。

このことに関し、作家の塩野七生さんが新潮社のサイトの中で「お詫び」という文章を掲載している。

塩野七生『ローマ人の物語』X巻 お詫びと訂正

何のお詫びかというと、塩野さんの著書『ローマ人の物語』の第十巻「すべての道はローマに通ず」に掲載したローマ街道の断面図が間違っていたというものだ。

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ローマ街道の構造については、建設コンサルタンツ協会のホームページにも掲載されている。
ローマ帝国の高速道路

全構成厚は1.0~1.5メートルで4層構造になっており、4メートル幅の車道の両横には、1.0~3.0メートルの歩道が設けられ、「歩車道分離」まで採用されていた。
こんな道路建設が紀元前312年に着工していたのだ。


今から2326年前のこと、当時のローマのケンソルを務めていたアッピウス・クラウディウス・カエクスによって、ローマ街道の建設が始まった。
彼の名を採って名づけられたアッピア街道を始めとして、総延長15万キロメートルに及んだローマ街道は、現在も重要な副道として利用されている。

1.5メートルの総構成厚もすごいが、排水処理を考えた弓形の断面形状や、路側に設けられた排水溝そして最も頭を下げざるを得ないのが、成長する地下茎によって道路の損傷を防ぐ為、道路沿いの植樹に規制をしたということである。

ローマ人とはなんとも賢い人たちであったろう。
だからタイムマシンも作り上げていたのだろう・・・・・?

テルマエ・ロマエ

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