食の安全を守る国内の取組を見てみると

マクドナルドに供給されていたチキンナゲットなどを作っている中国の工場内のビデオが公開され、日本ばかりか海外でも大きな騒動になった。
これまでもたびたび、食品に関する驚きのニュースはあったが、今回のことは改めて食の安全性に対する認識を考えさせることになった。

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日本では、我々がふだん口にする食品に対する規制が法的にあるが、その根拠法は食品衛生法である。昭和22年にできた古い法律だが平成15年に改正されている。所管は厚生労働省だ。
この法の目的は『食品の安全性確保のために公衆衛生の見地から必要な規制その他の措置を講ずることにより、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もつて国民の健康の保護を図ること』とされている。

そして同じく平成15年にできた法律がある。似たような名前だが食品安全基本法という。こちらは内閣府が所管する。
この法律にもとづいて内閣府には食品安全委員会という組織がある。この組織は食品に含まれる添加物や、生産段階で使用される農薬などのリスクについて評価をする役割を持つ。

厚生労働省や消費者庁は食品に影響を及ぼすリスクを直接管理する為、生産者や流通段階での事業者を管理する役割を持っているのに対し、食品の安全性についてのより専門性を期待される組織である。

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現在、食品の安全性を担保するしくみとして注目されているのがトレーサビリティである。

これは、生産・加工・流通という食品が消費者の元へ届くまでの各段階で、誰によって・どのようにされたかを追跡できるようにしようというものである。行政としては農林水産省が進めている。

具体的には、牛肉に義務付けされている「個体識別番号」が牛肉トレーサビリティ法にもとづくものである。
このようなしくみが様々な食品にも適用されていくようになると、より安全な食品を我々は口にすることができる。

しかし・・・床に落とした肉片を元の生産ラインに戻すようなことは防ぐことは出来ない。

ミヤネ屋 中国・上海で食品期限偽装 マック・ファミマで販売中止 5人逮捕 2014/07/23

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