トランプ大統領が作るアメリカの夢とは何か

1945年日本は太平洋戦争に敗れ、明治維新以来作ってきた国の形を失ってしまった。
その代り、アメリカによって「今後の進むべき道」を与えられ、以来、70年余の期間、東アジアの有力国家として、世界第2位の経済大国として存在してきた。

そして昨日、これまでの70年間の歴史にピリオドを打ち、まったく新しい道を目差して進むことになった。

いうまでもない、アメリカ合衆国第45代大統領にドナルド・トランプが就任することが決定したからである。

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日本がアメリカという国を知るようになったのは、1853年、ペリー提督が黒船4隻を従え浦賀沖にやって来た時である。

時は帝国主義の時代であり、世界の有力国家は自国の繁栄の為、世界各地に植民地を求め武力を背景に活動していた。
アメリカも例外ではなく、中国大陸に野心を抱き太平洋を横断してきたのだ。

運命というものがあるとすれば、この時から日本とアメリカとの強い絆が続くことになった。

1941年12月8日は、両国にとって歴史的な転換点となったが、1945年9月2日、ミズーリ号上で交わした「休戦協定」によって、再び絆を取り戻し、以来、ソビエト連邦の共産主義革命の影響を回避しながら、平和憲法を与えられ、アメリカの軍事戦略の一端を担うという重要な立ち位置を担い、その恩恵として経済大国日本が今日まで継続してきたわけだ。

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トランプ大統領のアメリカはこれまでのアメリカとは違う。
まったく新しい意志を持った国として、世界に対峙することになる。

まず、新大統領は世界にこう宣言するだろう。
『アメリカは、世界の警察官ではない』

アメリカが世界の警察官として評価される軍事力を保有しているのは、現在も変わることの無い事実だ。しかし限界が来ているのも事実だ。

国内では様々な問題が露呈してきている。アメリカの国力がこれ以上、他国に係わる余裕を許さない状況になっている。

ドナルド・トランプはアメリカの現状を打開する為の第一歩として、『世界の警察官』をリタイアすることを訴え、そして大統領に当選した。

アメリカンドリームという言葉がある。
国際社会の中でこれまで果たしてきたアメリカの功績も、アメリカ市民にとってアメリカンドリームそのものであった。
そして、そのような立ち位置を今後は取り続けることが出来ない・・・と、トランプは宣言し、アメリカ国民が賛同したわけである。

トランプのアメリカはこれからどんな夢に向かって行くのだろう。
日本にとって頼りなるアメリカはもう存在しない。

そして覚えておかねばならないことは『将来、トランプが大統領でなくなった時にも、アメリカのこのスタンスは変わらない』ということだ。

【青山繫晴】トランプ大統領でアメリカの世界支配が終わる。

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