野党の選挙協力は無責任な選挙優先主義により万年野党の道を進む

民進党の蓮舫代表は就任時、選挙共闘について慎重な姿勢を見せていたが、ついに次期衆議院選での候補一本化に舵を切った。
今月23日に投票が行われる東京10区補選・福岡6区補選について蓮舫代表は「野党のチェック機能を高めていく大切な選挙」と位置づけたそうだ。
だから、野党候補の当選確率を上げるために野党共闘し、次期衆院選においてもこの路線を継続するという考え方だ。

つまり、『野党=チェック機能だから、政権構想や政策協議などはどうでもいいから、とにかく数を増やそう』という論理である。
この論理は『政権交代は無理だから万年野党路線を進もう』との考え方が透けて見える。

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政策無き野合は国を誤る

野党の選挙協力、統一候補路線は選挙戦略としては有効な手段だ。
今年の参院選比例区の各党派別の得票率を見ると

  • 自民-35.91%
  • 民進-20.98%
  • 公明-13.52%
  • 共産-10.74%
  • おおさか維新-9.20%
  • 社民-2.74%
  • 生活-1.91%
  • 日本のこころ-1.31%
  • 新党改革-1.04%
  • 国民怒りの声-0.83%
  • 幸福実現-0.65%
  • 支持政党なし-1.16%

このうち、野党共闘を行う民進、共産、社民、生活の4党の得票率合計は36.37%だ。
これに対し与党合計は49.43%だ。

次期衆院選において与党に逆風が吹いたと仮定し、7%の票が与党から野党統一候補に移動すると、野党統一43.37%、与党42.43%となり逆転することは不可能ではない。
7%の票の移動はさほど難しい数字ではない。予想外の逆風が吹くと逆転はあり得る。
つまり、落ちぶれた民進党とはいえ、政権交代の機会がなくなったわけではない。

万年野党を目差す野党連合戦略だが、万が一、野党(野合)連合が衆院において第1会派になったらどうするのか。政権を担うだけの能力があるというのだろうか。
2009年からのあの暗い暗い3年間をまた繰り返すのだろうか。

「常在戦場」と言う蓮舫代表だが、政権奪取の意識が無ければ国民を混乱させるだけだ。野党の議員数を増やすことだけを優先する野合に、国民の期待は集まらない。

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野党共闘で最後に笑うのは共産党

与野党の逆転・・・あり得ることだが、本当にそんなことが出来るとは思っていないのが共産党だ。
「国民連合政府」構想をぶち上げ野党共闘の糸口を作り、形勢が悪くなるとさっさと「国民連合政府」構想を捨ててしまった共産党だが、元より、そのような政権を作る気はまったくない。
共産党の狙いは、民進党に対し譲るところは譲り、獲れるところは獲るという共産党の小選挙区議席獲得戦略だ。

民進党微増、共産党倍増という見出しがたぶん踊るだろう。
その時、野党共闘の真の姿に気がつく民進党だ。

蓮舫嘘だらけ 野党共闘ありえないと言っていたのに・・【面白激怒ニュース】

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