韓国財閥ロッテグループに牙を剥く国家権力の怒り

韓国ロッテの重光昭夫会長が逮捕される。

ロッテは日本人にとって『お口の恋人ロッテ』がグループ会社になっている馴染のある企業だ。逮捕容疑は横領・背任だという。

昨年からお家騒動が起きいろいろと話題になっているが、いまいち創業家の人間関係や資本の関係がよく分からないので、少し整理したいと思う。

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ロッテの国籍はどこか

ロッテは日本の企業なのか韓国の企業なのかということだが、事業のスタートは日本からである。

1945年に東京都内で石けんやポマードを製造・販売する会社を起した。
2年後にチューインガムの製造を始め翌1948年に「株式会社ロッテ」を設立する。

lotte

このロゴがその時に生まれたのかはよくわからないが・・・・・

その後、チューインガムやチョコレートが、日本の高度成長と共に売れていき、ご存知のようなお菓子メーカーに育っていった。

創業者である辛格浩(日本名は重光武雄)氏は、ロッテで上げた収益を元にして、母国韓国にて事業展開を行い、ロッテ財閥を作ることに成功した。
事業内容は、製菓・百貨店・ホテル・ショッピング・石油化学と多岐に渡る。
日韓連結の売上高は2014年度で6兆5千億円という。このうち90%以上が韓国の企業群によるものだ。

日本にいて感じる「ロッテ」と、韓国とではかなり企業イメージに違いがあるだろう。

さて昨年から生じているお家騒動に目を移そう。

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ロッテ内の経営権争い

ロッテのお家騒動に登場する人物は3名だ。
創業者の重光武雄氏、長男の重光宏之氏、次男の重光昭夫氏。

今回、逮捕状が請求されたのが韓国ロッテグループの会長である重光昭夫氏だ。

創業者であり総括会長である武雄氏は、日本の事業は長男の宏之氏、韓国は次男の昭夫氏と経営権を分離していた。

しかし、日本の中核企業であるロッテホールディングス副会長に就いていた宏之氏が2014年12月~2015年1月の期間に解任された。
解任の理由は武雄会長の宏之氏に対する不信感があったとも言われているが、本当のところは分からない。

これに対し、宏之氏はロッテホールディングスの取締役の全員(武雄氏を除き)の解任を発表したが、逆にロッテホールディングス取締役会は、この解任通告を無効とした。

基本的には、宏之氏と昭男氏の「ロッテ財閥」の経営権を巡る争いなのだが、今回、昭夫氏が逮捕・起訴と進み有罪判決にまで至れば、宏之氏の復権となるのかそれとも、創業家の影響を排除した形で、ロッテグループの再建が為されるのか、あるいは朴政権が掲げる「ゾンビ企業改革」の一環として淘汰されるのか・・・

年末から2017年にかけて、目が離せない韓国である。

“裏金疑惑”捜査大詰め 韓国ロッテ会長を聴取(16/09/20)

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