政治塾に集まる政治野心家の心理と小池新党

小池百合子東京都知事が政治塾を運営する政治団体「都民ファーストの会」を設立した。東京都政では現在、豊洲新市場問題が最大の関心事になっている。

盛土の未施工に加え談合疑惑も浮上し、とうとう「シアン化合物」までが地下水から検出された。

移転が延期か凍結かまったく予断を許さない状況になってきたが、来月からスタートするといわれる「小池政治塾」について考えてみたい。

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政治塾が果たした役割を検証

政治塾というとまず橋下前大阪市長が作った「維新政治塾」がある。
維新政治塾出身者として名前が挙がっている国会議員は9名いる。「維新の党」から除名されたあの議員も含んでだが・・・

政党への影響力は失ったが、政治塾の名前で活動を続けているのが「小沢一郎政治塾」である。
この塾からは11名の国会議員が生まれたとされている。

もうすこし古いところでは「松下政経塾」がある。

パナソニックの創業者である松下幸之助が設立した政治塾だ。
この政治塾は日本の政治・経済に現在も大きな影響を与えている。

塾出身者として総理大臣に登りつめたのが、民進党の新幹事長に就任する野田佳彦だ。
元外務副大臣の逢沢一郎は第1期卒塾生である。他に元防衛大臣の小野寺五典や、現総務大臣の高市早苗も出身者だ。

小池政治塾は何を目指すのか

小池政治塾は「都民ファーストの会」が運営を行う。したがって政治のテーマは当然ながら都政だろう。
「都議会のドン」との対決・・・などとも言われているが、小池氏が目指すところは少し違うように思う。
「ドン」が生まれるような土壌を変えていくことが大切なことだろう。

豊洲とは比べものにならないほどの汚染した土壌が都政にある。
その土壌を掘り返し、汚れた土は廃棄しきれいで安心できる土に入れ替える必要がある。その為の政治塾であり人材の育成が必要なことだ。

汚染を繰り返す政治屋の出現

政治塾の設立などと新しい政治的な動きが起こると、決まって出現するのが「政治家ならぬ政治屋」である。
この輩は新しい政治ムーブメントに敏感だ。

どこかでくすぶってる輩が『うまい汁にありつけるチャンス』とばかりに、政治塾に侵入してくる。
そのような輩を排除できるかどうかが、小池政治塾の成否に拘わってくる。

百戦錬磨の小池氏のことだから、その辺りは抜かりは無いと思うが、くれぐれも注意してほしいものだ。

そんな見極めがつくまでは新党の立ち上げは急いではならない。
急ぐと足元をすくわれることになる。

多くの政治家を輩出する松下政経塾を中二リポーターが取材

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