寡占化が進む市場は成長が止まるという法則

ファミリーマートとサークルKサンクスの統合により、コンビ二業界は寡占化が大きく進むことになった。
寡占化はその産業が成長過程を終えて成熟産業になった証しと言える。

古いところでいえば自動車産業がある。

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日本の自動車産業の発展と寡占化の歴史

日本の自動車産業は1907年がスタートだという。
1930年代に入り自動車産業の育成が本格的になった。
1933年にトヨタ、1934年に日産が進出し、当時の軍用トラック生産が国産化され、その生産力が戦後の自動車産業発展の基礎となった。

過去に存在した日本の製造者・ブランドを見ると、聞いたこともない自動車メーカーの名前が並ぶ。

そしてご存知のとおり、日本の自動車メーカーは現在、トヨタ・日産・ホンダ・スバル・スズキ・ダイハツ・マツダと数少ないメーカーが残り、トヨタ・日産・ホンダの3強体制が長く続いている。

自動車産業は成長と共に競争が激化し、性能の良いユーザーに認められた車が生き残るようになり、しだいに寡占化が進んでいった。

トヨタは日本のトップ企業であり、世界でもトップ自動車メーカーである。そして販売台数の国内・国外比率は1:3であり、国内だけを見た場合には日本の自動車産業はすでに成熟期に入っていると言っていい。

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日本の都市銀行の発展と寡占化の歴史

自動車の次に銀行の変遷を見てみよう。

下の図は銀行合併の歴史からお借りしたものだが、現在のメガバンク及び大手銀行がかってはどのような姿であったがよくわかる。

bank

合併や統合を繰り返し業界を再編しなければ、経営に行き詰る銀行がたくさんあったということの表れである。

寡占化は成熟期を生き残る手段

こうして寡占化があらゆる業界で行われていく。それは、その業界や産業が成熟期を迎えているからに他ならない。
そして寡占化は生き残る手段でもある。

寡占化し企業体力を強くして国際市場に打って出る。自動車も金融も国内だけを見ていては生き残ってはいけない。

コンビ二業界にもそのような流れがすでに始まっている。

セブン、ファミマ、ローソン、ミニストップは日本貿易振興機構(ジェトロ)と連携し海外展開を拡大するという。
参照 ⇒ 大手コンビニ4社とジェトロが連携し、海外展開を拡大する真相とは

今後、大きな寡占化の動きがでそうな業界はどこだろう?

建設・不動産・薬品・衣料・食品・・・・身の回りのいろんな物に係わる業界が、やがて寡占化することになる。

【海外の反応】外国人「日本のコンビニは本当に凄い」世界が愛する日本のコンビニの実力

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