台風予報の正確性は気象予報士によって異なるか?

1週間に3つの台風が上陸した北海道。
そして非常に強い勢力に成長した台風10号は、史上初となる東北地方に上陸する可能性も出て来た。
台風の進路予報はかなり正確である。北関東から北海道にかけては警戒と防災準備をおろそかには出来ない。

テレビなどで我々が手に入れる気象情報には大きく分けて2種類ある。

一つ目は「予報」・・・
二つ目は「解説」だ。

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気象予報士という国家資格が出来てすでに20年が経過する。
朝やお昼の報道番組には必ずと言っていいほど「天気予報コーナー」がある。

今日の天気や明日の天気、そして週間天気予報を教えてくれる。
情報を伝えてくれるのは、ほとんどが「気象予報士」と言われる専門家だ。

“森さん”や“アマタツ”はお馴染の気象予報士である。

番組によっては時々「お天気キャスター」という肩書きを持つアナウンサー?が出てくる。
気象予報士の有資格者もいれば無資格のキャスターもいるそうだ。

『今日の雨の確率が90%と言われ、傘を持ってきたが結局降らず、立ち寄ったコンビ二に忘れてしまった』こんなことがあっても『どうせ予報なんだから・・・』で済まされるが、台風の予報が大きく外れて災害に巻き込まれては、『どうせ予報なんだから・・・』では済まない話である。

そもそも国家資格とされる「気象予報士」とはどんな資格なのだろうか?
台風予報は信用できるのだろうか?

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気象予報士が予報していいこととイケナイこと

平成28年8月1日現在、気象予報士は9,590名いる。
合格率5%ちょっとという難関を突破した人たちだ。

この資格が出来たのは「規制緩和」によって、気象庁のみが出来た気象予報を民間でも可能にするにあたって、誰でも勝手に『カエルが鳴いたから明日は雨だ』とか予報を公表されては社会が混乱するので、きちっとした気象や防災に関する知識を持った人に資格を与えて、有資格者だけに「気象予報」をすることを認めたのである。

したがって「予報」は気象予報士でなければしてはイケナイことになっている。

ところが先に書いた「気象解説」というものがある。
気象庁などが「予報」した結果を、図などを示しながら解説することだが、これは、気象予報士資格が無くてもやってよいことになっている。
「お天気お姉さん」とか「お天気キャスター」とか言われる人たちは、資格の無い人もけっこういる。

「予報」か「解説」かの判断は難しいものがあるようで、当の気象予報士すらテレビに出演していて、どちらをやっているのか分からなくなることがあるそうだ。
したがって、気象予報士がお天気キャスターをやることが無難らしい。

さて、気象予報士は「予報」ができるわけだから、気象庁が発表する気象データやその他の入手できる気象データに基づき「気象予報」を行っている。
経験や知見の違いにより、人によって予報結果が異なるのは当然である。

当たりのよい気象予報士もいれば、ハズレが多い予報士もいる。
『どうせ予報なんだから・・・』あまり目くじらを立てることも無い。
だが、台風予報だけは別だ!

気象予報士によって判断が異なっては、テレビ番組の数だけ台風予報が発表されることになるのだが、防災に関する情報は国が一元化しており、気象予報士と言えども「警報」と「台風予報」はやってはイケナイことになっているそうだ。

台風9号 特設ライブカメラ in 東京都八丈島

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